パチスロの設定とは？高設定の見抜き方から判別方法まで解説

パチスロで安定して勝つためには、さけて通れない設定推測。

しかし、パチスロを始めたばかりの初心者の方は

• 「そもそもどうして設定が大事なの？」
• 「どうやって設定を予想するの？」

と疑問に思うことでしょう。

この記事では、下記の内容に焦点を当て、パチスロの設定に関して詳しく解説します。

記事を読み終えるころには、あなたもパチスロで勝率を上げるための必須知識を身につけることができます。

ホールで自信を持って台を選び、より楽しく、そして利益を出しながらプレイするための第一歩を踏み出しましょう。

パチスロの設定とは？

パチスロの設定とは、機械ごとに異なる出玉の期待値や確率を示すものです。

通常、設定は1から6までの数値で表され、設定が高いほどプレイヤーに有利な確率になります。

設定変更や見極めが勝利のカギとなるため、プレイヤーは設定の傾向を理解し、戦略を立てることが大切です。

設定がパチスロに与える影響

設定とは、スロットの出玉率を調整するもので

高い設定の台ほど出玉率がよく勝ちやすくなります。

これは、設定が高いほど「ボーナス確率」や「小役確率」が優遇されるためです。

小役が頻繁に揃うことでプレイヤーはより長く遊ぶことができ、その結果、ボーナスを獲得するチャンスも増えます。

また、子役からボーナスに繋がる確率も高設定ほど優遇されていることが一般的です。

設定はプレイヤーの勝率に直接影響を与えるため、高設定の台を見極めることは非常に重要です。

パチンコ屋はこの設定を調整することで出玉率をコントロールします。

これにより、パチンコ屋は安定した収益を確保しつつ、顧客に楽しみを提供することができるのです。

6段階の設定構成

パチスロの設定は、基本的に1〜6までの6段階があり、設定に応じてメダルの出やすさが異なります。

数字が大きいほどメダルが出やすくなっており、最も出にくい設定が1、最も出やすい設定が6です。

そしてこの設定によって、メダルのペイアウト率が変わります。

ペイアウト率は台によって異なりますが、「設定６」であれば投入したメダルに対して110％程度で戻ってくることが期待できます。

たとえば、1,000枚のメダルを投入すると、平均で1,100枚が戻ってくる計算です。

これは機械割と呼ばれ、パチンコ屋はこれを調整して売り上げを管理しています。

例としてマイジャグラー5における設定ごとの機械割を下記に記載します。

設定	BB確率	RB確率	ボーナス合算	出玉率
１	1/273.1	1/409.6	1/163.8	97.00%
２	1/270.8	1/385.5	1/159.1	98.00%
３	1/266.4	1/336.1	1/148.6	99.90&
４	1/254.0	1/290.0	1/135.4	102.80%
５	1/240.1	1/268.6	1/126.8	105.30%
６	1/229.1	1/229.1	1/114.6	109.40%

さらに、一部の機種では通常の1〜6の範囲外に「設定L」が存在することもあります。

極めて低い機械割となっており、基本的にプレイヤーが負けるように内部調整されています。

設定Lになっている場合、パチスロ機の下パネルが常時消灯しているなど、一見してわかるようになっていることが一般的です。

また、まれに「4.5段階」の設定を持つ台もあります。

パチスロの設定を見極める3つの方法

スロットの設定は、台を開けてスイッチを切り替えることで変更が可能で、台の外からどの設定になっているか確認することはできません。

ですが、すでに解説した通り、パチスロで安定して勝つためには高設定に座るようにしましょう。

そこで見えない設定を予想する「設定判別」の作業が大切になってきます。

高設定を見極める設定判別方法について3つ紹介します。

機種の特徴と設定差のチェック

パチスロは機種ごとに設定による違いが異なっており、機種別の設定差と設定ごとの挙動を理解することが勝利への鍵です。

たとえば、ジャグラーシリーズでは、「ぶどう子役の確率」と「レギュラーボーナスの確率」に大きな設定差があるという特徴があります。

機種ごとの設定差や設定別の挙動は、攻略サイトや情報誌が詳細なデータを提供している場合も多いです。

自分の打っている台がどの設定なのか、設定差があるポイントに注目して推測していきましょう。

このとき、子役カウンターや専用アプリを活用することで、より正確に判別することができますのでぜひ活用してみてください。

データカウンターの情報

各台に設置されている「データカウンター」は、設定推測するためのツールです。

データカウンターの精度によって、確認できるデータは異なりますが、一般的に下記の情報を取得することができます。

これらのデータを駆使することで、昼過ぎや夕方などにやめられている台から高設定を掘り出すことが可能です。

たとえば、ジャグラーシリーズであれば頻繁にレギュラーボーナスを引いている台は、高設定である可能性が高くなるでしょう。

データカウンターを活用することで、プレイ前にどの台が有利かを判断しやすくなります。

周りの台の情報

自分の台以外のホール状況も、非常に有益な情報です。

たとえば「各機種に1台は高設定がある」というイベントで、同機種に出ている台が無ければ自分の台が高設定である可能性が高まります。

「いずれかの機種が全台高設定」というイベントで、他の機種で全台出ていることが分かれば、自分の台が高設定である可能性は低くなるため早々に見切ることができるでしょう。

自分の台だけでなく周囲の台、可能であればホール全体の台に目を光らせることで自分の台の設定推測にも役立てることができるのです。

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パチスロの設定判別における注意点

パチスロにおける設定判別には、注意するべき点もいくつか存在します。

特に注意すべき3つの点について、その対処法も交えて紹介します。

設定が見抜きにくい機種も存在する

パチスロは、機種によって設定推測の難易度が異なります。

直近、メダルを使用しない「スマスロ」を筆頭に波が荒い機種が増加しており、1回の当たりで多くのメダルを獲得できる可能性が増えています。

そのため、低設定でも数千枚獲得したデータになっていることも珍しくなく、スランプグラフから設定を推測する難易度は上がっています。

また、初当たり確率の差が小さく、ART中の性能に差を付けている台も頻出しているため、初当たり確率から高設定を見抜くことができない台も少なくありません。

機種ごとの設定差を把握し、機種に合った判別を行うことが大切です。

一方、ジャグラーシリーズのようにデータカウンターを見れば高い精度で高設定を見抜くことができる台もあります。

データカウンターから設定を判別する場合、初心者のうちはこのような判別難易度が低い台を中心に攻めるとよいでしょう。

少ない要素から高設定と断定しない

パチスロにおいて、１つの要素だけで高設定と断定するのは危険です。

たとえボーナス確率がよく、出玉が多いとしても、低設定が偶然そういった挙動をした可能性もあります。

パチスロは運の要素が大きいゲームであるため、低設定であったとしても大量出玉を獲得する可能性はあるのです。

設定を推測する際は子役確率や周囲の台の状況など、複数の要素から総合的に判断することが重要となります。

パチスロで唯一設定を確定させることができるのは確定演出を確認できたときだけです。

たとえば、以下の演出が該当します。

• 大当たり中に「666枚獲得」が出れば、設定6
• 大当たり中に「456枚獲得」が出れば、設定4以上

このような演出を確認できれば、高設定が確定するため、安心して打ち続けることができるでしょう。

しかし、これら確定演出は機種によってさまざまであり、台によっては搭載されていない場合もあります。

事前に、自分の台にどのような確定演出が組み込まれているのか、学んでおくとよいでしょう。

パチスロで勝つためには、単一の事象だけでなく、複数の要素を加味した総合的な評価が必要です。

正確な情報源から機種の特徴を学び、データを比較検討することで設定判別の精度は格段に向上するでしょう。

高設定が必ず勝てるわけではない

自分の台で、高設定の確定演出が出たら、大きな勝利を期待するのは自然な思考です。

しかし、高設定が勝ちを約束しているわけではないことは認識しておいてください。

実際、設定6の台であっても機種によって勝率は大きく異なり、勝率が60％程度しかない機種も存在します。

このような台は、荒波仕様となっており、勝率が低いかわりに勝つときは5,000枚を超える大勝ちに期待ができます。

高設定であっても、メダルを獲得するまでに多くの投資が必要になる可能性があるという点も理解しておく必要があるでしょう。

「せっかく高設定だったのに負けた…」と必要以上に落ち込んでしまっては精神衛生上よくありません。

自分が打つ台が、高設定なら安定して勝てる台なのか、高設定でも勝率は低いが大量出玉に期待ができる台なのか、特徴を理解してプレイすることが重要です。

パチスロの高設定がホールに少ない理由

ここまで、パチスロの設定判別方法と、その際の注意点について解説をしてきました。

読了したみなさんは自信を持って、設定判別ができるでしょう。

しかし、パチンコ屋に高設定のパチスロはほとんどないのが実情です。

これを聞くと「設定判別方法を知っていても意味ないのでは？」と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。

「パチンコ屋に高設定が少ない理由」と「その対処法」について、高設定が少なくても判別方法を知っておく必要がある理由にも触れながら解説します。

高設定はホールに少ない

パチスロのホールで高設定が少ない主な理由は、パチンコ屋の経済的側面です。

たとえば、設定1の台でも、運が良ければ大量の出玉を得られることがあります。

ホールが全ての台を高設定にすると、運営コストがかかりすぎて利益を得ることが難しくなってしまうのです。

多くのホールは経済的なバランスを考えて、高設定台を極少数にとどめています。

なかには、高設定台を1台も使わない店舗もあるでしょう。

ただし、すべてのホールが低設定のみで運営しているわけではありません。

あえて毎日高設定を使う店や、イベント日に多くの高設定台を用意している優良店も存在します。

このような店舗は常連客を増やし、長期的にはプレイヤーが増えることによって全体の収益を上げる戦略を取っています。

プレイヤーとしては、こうした優良店を見つけることが重要です。

店の特徴やイベント情報をよく調べ、高設定の可能性が高い店・日を狙ってプレイすることが、勝利につながる戦略となります。

低設定でも勝つための方法

前項で解説した通り、パチンコ屋に高設定は少なく、探し当てることは決して簡単ではありません。

しかし、低設定が多い状況でも安定して勝つ方法は存在します。

それは、ハイエナ行為です。

具体的には、以下のことをすることで、高設定と近い機械割でプレイすることができます。

• 朝一のリセット
• 狙い天井狙い
• ゾーン狙い

これらの狙い目は機種によって異なるため、設定狙いと同様に機種ごとの特徴を把握することが大切です。

過度なハイエナ行為はパチンコ店から出入り禁止を言い渡されるリスクもあります。

マナーを守って適度に実施するようにしましょう。

まとめ：設定を見分けてパチスロの勝率を上げよう！

パチスロにおける設定判別は、安定した勝利を目指すための重要なスキルです。

この記事を通じて、パチスロの設定に関する理解が深まったことでしょう。

以下に、そのポイントをまとめます。

プレイヤーにとって有利な店や日を選び、この記事で解説した設定判別要素を活用することで、パチスロの勝率をあげていきましょう。